まぁ…人それぞれ生き方考え方があるということで……
ぶっちゃけ、メンバーの中でも俺の事を気に行ってくれてるみたいでけっこう俺に優しい。
俺は約束を取り付けると、そのまま正門に向かった。
これから、雑誌のインタビューに答えなきゃいけないからな。
本当ならこのままばっくれる予定だったけど、まぁ放課後までには戻れるだろう。
地味子と約束したし、戻らないとな……。
「おっ晶羅!! その格好何度見ても笑けるって!!」
停車中の車に乗り込むと一発目の会話がこれ!!
「うっせんだよ。 」
かつらを外すとぺっちゃんこの髪をかきあげた。


