「どっどういうつもり!!」
怒りが怒りが収まらない!!
って顔で俺の真正面に立つ地味子。
プルプル震える手で俺に詰め寄る。
あっでも、おかしくないか??
怒るならアホ女達に怒れよなっ。
「わたしは推薦したかったからそうしただけよ。」
なんかムカつくから、
しれーと顔色ひとつ変えずに地味子に言い放った。
「ふっふざけないでっ!!」
叫んだ地味子の顔は真っ赤で、だから…あんたをバカにしたアホ女達にもそのくらい怒ってみたらってこっちまでイラっとしてしまう。
「今日、放課後あけといて。」
地味子の会話をほぼ無視する形で、携帯ひとつ手にして教室を出た。


