それからの俺は、けっこう頑張った。 早く一人前になって和美を幸せにしたい。 その想いが強かった。 yurakuのメンバーに抜擢された時も素直に嬉しかった。 ただ…アイドルの無言の掟みたいなものに恋愛禁止みたいなのがつきまとう。 だからって、俺は和美と別れるつもりなんてさらさらない。 yurakuの俺は、チャラくていいんだ。 チャラ男を印象付ける事で和美との仲を隠し通せるなら… そう思っていた。 現に、スクープされたAKIRAは事務所の方針に従うしかないんだから… そう思っていた。