「拓が悪いんだからね///」 繋いだ手をギュッと握り返しながら小さな声で和美が言った。 俺がはっきりしないから… 悪いって言われているような気がした。 「お前は俺のだからな///」 顔も見ずに、ひたすら前だけを向いて言ったセリフ。 真冬だっていうのに顔がやけに熱かったのを憶えている。 「うん///」 和美もひと言頷いただけで… 好きとか愛してるとか… そんな言葉なんてなかった。 俺… 自分の想い伝えるのに何年かかってるんだろう?? 情けねぇ…