俺の秘密。

社長しかしらない秘密。


マネージャーの重さんすら知らない秘密。

AKIRAの記者会見を見て、俺の心臓は握りつぶされる想いだった。


「どう思われても仕方ないです… 一度は彼女の事諦めようともしました… でも、大切な人ひとり守れない俺がファンに想ってもらう資格はないと… 勝手な事言ってるのもわかっています… それでも俺は大切なひとりの人を泣かせない事から始めたいんです。俺のこと見ててくれているファンのみんななら正直な俺の気持ち分かってくれると信じています  」


AKIRAのセリフが俺の生き方を否定していく。
そう思えたんだ。


自分でもわかっていた事だから。

自分で選んだ道だとしても… このままでいいわけないと…


なぁ、もうそろそろカミングアウトしても許されるだろうか??


TAKUもAKIRAも許してくれるか??

爆弾を爆発させるかもしれない俺を。