「あ―――― 面倒クセ―――― !!」 晶羅の言葉に心臓が飛びあがる。 わたしの事、面倒とか思ってる?? さっきの記者会見ってその場だけの…… なんだ、わたしひとりで期待して損しちゃった。 わたしバカじゃん。 それでも、言わずにいられない。 「晶羅のバカ!! 晶羅なんて… 晶羅なんて… これも返すんだから… 」 晶羅に合い鍵を投げつけた。