晶羅に見送られながらマンションを後にする。 我慢して…… 笑顔で手を振って涙を堪えた。 晶羅が駆け寄って来てギュッとされてキスをした。 わたし、これ以上晶羅といたら泣いちゃうよ。 仕事なんていかないで一緒にいて!! って叫んでしまいそう。 晶羅が仕事を大切にしてるの知ってるのに。 仕事とわたしどっちが大事?? なんて言ってしまいそう。 だから…… 「またねっ」 って笑顔で別れた。