「晶羅……今日はもういいから心愛ちゃんに電話して来い。何も知らされずに終わらされるのってあまりに残酷すぎるだろう……」 「重さん……俺…… 」 涙で重さんの顔がにじむ。 「晶羅……守りきってあげれなくてすまない。」 重さんが俺に頭を下げる。 重さん悪くないのに…… 悪いのは俺なのに…… いつもなら、いつもなら…… 心愛の声聞けるだけで嬉しくて。 何で俺、心愛に電話かけてるんだ。 何て言うんだよ。 言葉見つからない……