「重さん、握手会は…?? 」 「お前はいい!! SAKUとTAKUに何とか頑張ってもらう。」 「俺…何かしましったけ?? 」 「……AKIRAもっと自分の立場自覚してくれよ!!」 スピードを上げて行く車の中で俺に投げつけられた一冊の雑誌。 ≪スクープ≫ === yuraku AKIRA 堂々とお泊まりデート=== そんな見出しが俺の目に飛び込んできた。 ちょっ待ってくれや。