忙しすぎる毎日は、心愛に電話することさえ許してくれそうにない。 心愛の温もりを確かに感じたあの夜が遠い日のように感じる。 ――――≪ドンッ≫ 激しくドアが開く。 「AKIRAはどこだ!!」 いつもニコニコしている重さんの顔が青くなっていた。 「重…さ……ん?? 」 俺の顔を見つけると青かった顔が赤くなっていく。 「AKIRA、お前ってやつは……ちょっと来い!! 」 ただごとじゃない…… 俺何かしたっけ??