駅を出ると、心愛は待ち合わせ場所に急いだ。 繋いだ手はグイグイ引っ張られる。 「どこで待ち合わせしたん??」 「わたし達3人がよくたち寄ってたわいのない話しをした神社。人少ないから安心して…」 自分の事でいっぱいいっぱいなはずなのに、俺の事考えてくれているんだな。 素直に嬉しかった。 俺は周りをキョロキョロキョロキョロしながら歩いた。 ズンズン進んでいく心愛とはきっとアンバランスだ。