SECRET♥LOVE アイドルとの恋 ~俺様彼氏は女子高生~ ★番外編SAKU&TAKU公開開始★


 「真中さん、真中さんってば……」


  〝何だよ……〟

寝かせろや!!
誰だうるさい!!


名前を呼ばれて、睡眠を邪魔される。



 「真中さん……」


 「あぁッ……」


イラっとしてしまう。


 「ごめんなさい……でも、ずっと携帯鳴りっぱなしで…。放っておこうかと思ったんだけど、ずっと鳴ってるから急用かもって……」


 「うぅわぁ―――――――今何時??」


 「えっと、もう18時だよ。」


 「あっごめん。 ありがとう」

俺は慌てて携帯を手に取ると10件以上の着信。


手の中でブルっと震えだして、シンプルな着信音が鳴り響く。



 「あっごめん。 今行く」

電話を切ると慌てて部屋を飛び出そうとした。


 「ちょっ真中さん門限20時だからね。」


 「門限なんて関係ない…そこの鍵だけ開けといて……」

俺は窓を指さしてニコッと笑う


「まっ窓ってッありえない!!そんなことバレルに決まってるでしょう」


「点呼は適当にごまかしといてね。」

投げキスをひとつ…… 俺は部屋を飛びだした。