晶羅と過ごせる時間は本当あっという間に過ぎていく。 楽しい時間って何でこんなに早く終わっちゃうんだろう。 「ねぇ心愛……キスしたい。」 「うん。」 涙がね…。 こみ上げて来て…… 閉じた目から……涙が零れた。 涙をね。 拭いてくれて…… くちびるからは……晶羅の温もりが伝わって来たんだ。