「わたしの方が笑っちゃうよ。晶羅に嫌われたくなくて言いたくなかっただけなのに……そんな風に思ってたんだ……わたしの事」 「ちが……ぅ 俺はただ……」 心愛が、鞄を手に持って玄関を飛び出そうとしたんだ。 その光景はまるでスローモーションのように思えて…… でも俺は何も出来なくて…… 俺達これで終わりなのか?? 嘘だろ……