「心愛……大丈夫?? 」
「晶羅、ありがとう。 でもわたしより坂谷さんが……わたしを助けてくれようとして……」
そうそう。こいつ坂谷って名前だったな。
こんな状況で俺ってけっこう冷静。
っていうか、そんなことより……
なんなんだあの男??
「心愛を助けてくれてありがとう。」
一応、女だしな。
坂谷さんにも手をかしとくか。
怖さでしゃがみ込んでた坂谷さんが立ちあがった。
「これで、借りは返したわよ///」
「ありがとう。」
何俺のわかんない会話してんだよ。
借りってなんだ。
あの男は何なんだ……
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