「晶羅~~!!」 大きいトロフィーと花束を持って晶羅に駆け寄る。 笑顔の晶羅とねぇさん、重さんがわたしの視界に入って…… 花束を持った手で大きく手を振る。 「えっ?? 」 わたし、腕掴まれてる…… 誰?? 晶羅はまだ向こうにいる…… 「心愛… 」 その声に一瞬で胸が締め付けられた。 深くかぶった帽子の中の顔を確認する……