「エントリーNO……神崎心愛さんです。」 わたしの名前が呼ばれた。 スポットライトが当たるステージをゆっくり歩く。 わたしには無縁と思っていたスポットライトがわたしを映し出す。 晶羅はいつもこんな風にスポットライト浴びてるんだね。 こんな小さなステージじゃなくて もっと大きなステージで…… 晶羅…… わたし頑張るからね。