「あいつ、ぜって―――焦ってたよな。」 「あいつって?? 坂谷さんのこと??彼女去年のグランプリだよ。」 「そう?? 」 「そうだってば…… 」 いつものように屋上で晶羅とランチする。 今日はうちのクラスで出店してる焼きそば。 「早く食べて、学園回ろうよ~」 「面倒だよ~。ここで心愛とのんびりしてたい。」 「え~つまんない。 晶羅と回れるの楽しみにしてたのに~」 「そんな顔したらチューするよ。」 晶羅がわたしの尖ったくちびるに指を押し付けた。 キスしてもいいのに……