「小木冴子です!よろしくお願いしますっ!!」 幸せそうだなぁとあたしは横目で見て思った。 幸せオーラが滲み出ているのが一目見て分かる。 「冴子ちゃんね。よろしくー」 名前を呼ばれたことが嬉しかったのか、これでもかってくらい目を輝かせて、 「よろしくお願いしますっ!」 とびっきりの笑顔でそう言った。 …さすが冴子。 なんというか毎度冴子の行動には尊敬する。