誠くんは立ち上がったあたしを下から見つめ、 「そうだね」 ゆっくりと立ち上がる。 本当はこのままずっとここにいたい。 けれどそんなことは絶対できない。 結局何をしたのか分からないまま、最初で最後のデートは終わりを告げようとしていた。 プラットホーム。 並ぶ2人。 待って。 待って。 何かが胸に突っ掛かる。