心を射抜かれた女子、数知れず。 もちろんあたしもその中の1人。 あたしは完璧に彼に一目惚れしてしまった。 この世に一目惚れなんてものが存在しないとばかりに思っていたあたしは、まさか本当にあるとは知らずに驚いた。 響き渡る嬌声。 媚を売る声。 最初はあたしも女子たちに混ざってキャーキャー言っているだけで良かった。 近づいて話すことが出来なくても満足だったし、近寄ろうとする勇気もなかったからいいと思っていた。