「梓!」



という声が聞こえたけど

無視して階段を駆け上がった。





*********



「ふぇ~・・・」



誰よ、あれ!

私の他にもオンナがいたの!?



しかも私より可愛いし・・。



嫌だ、

夕をとられたくない・・。



夕は私のものなのに・・

夕は私のなのにぃ~っ・・!







「・・・ありがとう・・・。」






後ろから声が聞こえて

振り返ると

顔を赤くした夕がいた。