-衝撃の過去 梓side- 「だって・・・・」 「「だって?」」 私はこの後聞かされる言葉に もぬけのからになった。 「梓が、姉貴に似てんだもん!」 陸君は子供口調で言った。 ていうか・・・お姉さんって・・・。 「おい、どういう事だ。」 「・・・俺には姉貴がいた。 俺に優しくて怒ってくれて・・ でも・・・」 私と夕は 真剣になって話を聞いた。