誰か来てくれると願って、あたしは待ち続けた。



大好きなあたしの友達が、何時かは来てくれるって。



…そう信じてる。




ボウッと炎が勢いを増し、あたしを温めてくれた。



それだけで、あたしは勇気を貰えた。



悲しそうに泣いていたケーキも、温かくあたしを励ましてくれてるように見えた。