しばらく歩いていると…

「祐ー!瑞姫ちゃーん!」
俺と瑞樹は振り返る。
『尚人。』
「尚人クン。」
尚人が小走りで俺たちに近づく。
せっかく2人で登校してたのに!!
「2人ともおはよ!」
「おはよう。」
『…はよ。』
「俺も一緒に行っていい??」
「いいよ〜♪」
み、瑞姫ぃ…。
一気にテンションが下がる俺。
『いいけど。』
「ワリぃな!」
くそー!!尚人が瑞姫を好きってと告白されてから、妙に積極的でいる尚人。
校門で…
「みーずき♪」
ガバッと瑞樹に抱きついたのは言うまでもなく


結城萌。