私のオシに負けたママさんはオズオズと取り出した。




・・・・大丈夫。


こんなことに負けたりしないから。


私、テルのためならどこまでも強くなれる。


どんなことだってやってみせるよ?


テルが学校に通う頃には、今までと同じ生活が待ってるから・・・。


だから・・・・


早く・・目を覚ましてね・・・テル・・・・。




私はテルに心の中でそっと話しかけると、そのまま病院を出て、学校へ向かった・・・。