オレだって・・・張り切ってパーティーの準備をしているだろう母さんの努力をムダにしたくはない。


親父さんのことだって・・嫌いなワケじゃないし・・・。


ただ、コイツの独断的なやり方が気に入らないだけで・・・・。


「あぁぁぁ!!もうっ!!」


苛立ちに任せて、思いっきり髪を掻きむしるオレ。


マジ、本気でコイツのこと憎めたらいいのに・・・。


でもコイツの父親を大事に想う気持ちの真剣さが伝わってきて・・・なんか・・・なんかなぁ?


ムカツクんだけど、見捨てられないっていうか・・・・あぁ!!よく分かんねぇ!!