「ちょっ?!美優!!」
驚いたちろるが止めにかかる。
『どうしちゃったの?』とでも言いたそうな顔だ。
悪いけどっこれが私の本性だよっ。
興奮する私。
でも・・・
うっ・・・・なんか周りの視線がいたい・・・・。
・・・・しょうがない。
まだ怒りの収まらない私だったが、
とりあえず力任せにテルから手をバっと離し、ドスっと思いっきりイスに座った。
「・・・言い訳は?」
パイプイスの上で足を組んで、テルを見上げる私。
『まだ怒ってるんだから!』と言わんばかりに睨みつける。
奈々は『好きにしたら?』と言わんばかりに呆れ顔で私たちを見ている。

