テルと別れてから、幾度かの春が巡って・・・


私は大学生になった。



私のそばには『ちろる』と・・あの『水沢奈々』がいる。



私は高校を無事卒業して、大学はみんながいる懐かしい学園に戻って来た。


苦しみも悲しみも喜びも・・全てを分け合ったこの場所に・・・。



最初はすごく悩んだけど


奈々が『みんな待ってる』って言ってくれて・・・


私は受験を決意したんだ。