「おまえは今の生活幸せなのかよ?こんな真っ昼間に堂々とサボりやがって。」 「・・・・。」 返す言葉が見つからない。 「・・・おまえの居場所は他にない。」 「・・・・。」 黙ってテルの目をジッと見つめる私。 「・・おいで?美しさだけが取り柄のワガママなオレの妹。」 そう言いながら、テルはゆっくりと両手を広げた。 「・・・っ!」 また・・ そんなことばっかり言って・・・。 やめてよ・・・。 これ以上巻き込みたくないのに・・・。 甘えたく・・ないのに・・・。