「おまえの帰る場所ならここにある。」 ブランコの鎖を握りしめる力強い両手。 「・・テル・・・。」 そこには1番会いたくて・・・ でも会えなかった、私の兄貴がいた・・・。 「・・・っ、なんで・・ここにいるの?」 ヤバい・・・。 何でもないフリをしなくちゃいけないのに、涙が溢れ出て・・・ 止まらない・・・。