《1》同居っ!? ピョピョ…チュン…。 「うぅん…。ふわぁあ…。」 朝から聞き慣れない小鳥の鳴き声が聞こえる。 あぁ、起きなきゃ…。 よっこらせっと布団から上半身を起こさせ、パチッと目を開いた。 「は……?」 私、梅木雅魅璃が居たのは、見たことのない大きなべット、見たことのない部屋。 「こっ、ここはどこなのーーーー!!」 朝っぱらから知らない部屋に大きな叫びが走ったのは言うまでもない。