スマッシュ!

その夜のこと…。






布団を敷こうとした時だ。叫び声が聞こえた。





駆けつければそこは部長達の寝部屋。





指差しながら震える部長…。
どうしたのかと聞けば、畳んであった布団の上で5寸程の巫女さんがクルクルと鈴を鳴らしていて回っていたという…。





「…。それって幽霊?」





「…。ぎゃぁぁぁ!」






大パニック…。






「うるさいぞ!お前ら!」





イケメン鬼コーチに一喝され終わる。





一人さえないシーサーがいた。












いつもクールだけど…。なんとなくいつもと違う気がした。






その後はお決まりに枕投げ…。性懲りもなくまた一喝。
座敷わらしだとかバドミントンの神様だ!
とかなんとか騒ぎまくり就寝…。





「いるんだ…。ここ…。」





ポツリとシーサー…。






「もしかして、もしかしなくても…。見える人?」





「うん。たぶん…。」






「…。そっかぁ。」






ぎゃああああ!
やめてぇ!寝れない!
怖い。しかもクールビューティーなシーサーが暗いよ!よけい怖いわ!
心の叫び声は聞こえないよね?!





「何悶絶してんの?」






「なんでもありません!」





「おやすみ。」






「おやすみ…。」






シーサーと隣で寝れば…。そっかぁ無理…。
怖さ倍増。






ところが別の意味で寝れなかった…。シーサーの弱点を知ってしまった。





すさまじい歯ぎしりの音が響いた。






オウマイガー!





うなされながらもなんっとか就寝…。そっかぁ無理…。
疲れて寝たのだろうね…。
待てよ…。弱点じゃないじゃん!





隣で気持ちよく寝ている美憂…。そっかぁ皆大物だね。





あぁ…。これは何の試練?





うなされながらも就寝した私だった…。