小さな恋【完結】

一年前のようにしょっぱいキスじゃない。


あたし達はあの頃のようにメソメソ泣いていないから。


ちゃんと前を向いている。



「大知、好きだよ……」


「俺も好きだ」



あたし達は一度離した唇を再び重ね合わせる。


何度も何度も、お互いの気持ちを伝えあうように……。


甘くて溶けてしまいそうなほど幸せなキス。