小さな恋【完結】


「他に言い寄ってくる男とか……いないんだろうな?」


疑いの眼差しを向けた大知。あたしは首を横に振った。


「あたしが好きなのは、大知だけだよ」


「……そうじゃなきゃ、困るから」


繋がれている手にギュッと力を込めると、大知は何も言わずにその手を握り返してくれるた。



一年ぶりの大知の温もりはやっぱり心地よくて。


その時、空からチラチラと何かが降ってきた。




「……わぁっ……!!雪だ……。大知、雪が降ってきたよ!!」


「あぁ。今年もホワイトクリスマスだ」


二人の再会を祝福されているようで嬉しくなる。