小さな恋【完結】


いつの間にか夢の中にいたあたし。


唯ちゃんの手紙を読んだ後の記憶がない。


涙でしっとりと濡れている枕。


あたしは枕を両手でギュッと抱きしめた。



このままで本当にいいの……?


このまま、曖昧で不安定な関係を続けるつもり?


自分自身の答えはもちろん決まっている。


『NO』だ。



部屋の掛け時計の針はちょうど23時を指している。