小さな恋【完結】

『……ハァ。もう疲れた』


その声は怒りを含んでいて。


ドクンっと心臓が不快な音を立てて鳴った。


そして、その時張りつめていた糸がプツリと切れた。



もう疲れた……?それってあたしとの関係に疲れちゃったってこと…?


もう嫌になったの?遠距離は耐えらえれない?あたしを信用できない?


何で?


どうして?


一方的に疲れたなんてひどい。


ひどすぎる。


話くらい聞いてくれてもいいじゃない……――。


その時、何かが頭の中で弾けた。