小さな恋【完結】


『大知……これはね……』


『待っててくれるって約束しただろ?!』


大知の声には怒りが込められていて。


『ねぇ、お願い……話を聞いて……』


全て話すから。どうして、ティッシュ配りのバイトを始めたのか。


突然大知の前に現れて驚かせる計画なんて、もうどうでもいいから。



だから、お願い。


……あたしの話をちゃんと聞いて――。