小さな恋【完結】

「真依子ちゃん、彼氏と遠距離恋愛してんの~?」


灰色の瞳が繭からあたしに移動する。


彼はカラコンがよく似合う。



「……うん。そうだよ」


「へぇ~でもさ、遠距離って辛くね?どのくらいのペースで会ってんの?」


どのくらいのペース……?


あたしと大知は……年に一回しか会えないんだ……。



彼の何気ない言葉が、あたしの胸に突き刺さる。