ねぇ、大知。 あたしはきっと、大知の幸せを願うべきなんだよね? ちゃんと分かってるんだよ。 それなのにね、まだ心の中で天使と悪魔が喧嘩してるの。 「あたしを置いていかないで?」 あたしの中の悪魔がね、そうやってすがりついて、大知を引き止めようとしてる。 でも、その度に天使が怒るの。 「大知にとって真依子と一緒にいることが全てじゃない」って。