「こいつら、ホント手が焼けるわ」
「って、……ちょっと、りっちゃんまで!!」
りっちゃんは座ったまま頭を上下に揺らして船をこいでいる。
「も~!!こんなところで寝たら風邪ひくよ?!りっちゃん、ベッド行きなよ!!」
あたしはケンちゃんの体を遠慮がちにベッドの端に押しやると、りっちゃんを引っ張ってベッドに寝かせた。
シングルベッドの上で寄り添うようにして眠るりっちゃんとケンちゃん。
あたしは床に落ちていたタオルケットをかけると、二人に背中を向けた。
「って、……ちょっと、りっちゃんまで!!」
りっちゃんは座ったまま頭を上下に揺らして船をこいでいる。
「も~!!こんなところで寝たら風邪ひくよ?!りっちゃん、ベッド行きなよ!!」
あたしはケンちゃんの体を遠慮がちにベッドの端に押しやると、りっちゃんを引っ張ってベッドに寝かせた。
シングルベッドの上で寄り添うようにして眠るりっちゃんとケンちゃん。
あたしは床に落ちていたタオルケットをかけると、二人に背中を向けた。



