「んー」 まだ決めてない。 「なーどうなの?」 玉ちゃんは引き下がらない。 雲の動きが早い。 雨が、くるかもな。 屋上の手すりに手をかけたまま、玉ちゃんは話し出す。 「親を変えたいって希望を出しても、次にどんな親が来るか分かんないんだろ?」 「まあな。でも親側だって『子供を変えたい』って希望を出しても、どんな子来るか分からないから一緒じゃね?」