夏Loveめーる

「なんかあった?」



『ん…なんでもない…』


「じゃあ、なんで抱きついてるの?」


あたしは今まで自分がしてることに気づきすぐに腕を放した。
『ごめんっ…』

放した腕を宇佐はまた掴み、あたしを抱きしめた。

『ちょっ…』

「こうやって話すの久しぶりだな。」

そうだよね、あの日以来ずっと愛雪ちゃんがいてまともにはなせなくて…