夏Loveめーる

「俺から離れるなって。」




『いや!!馬鹿!!帰ってよ!!』





あたしが自己中心的なのは分かってる。



でも、絶対だめなことだから




宇佐にはあたしじゃなく。




『愛雪ちゃんが…かわいそぅだか…ら。』



押さえきれずに
あふれる涙はあたしの頬を通って…。