とある波止場の倉庫。 倉庫の中ではただいま関東四大族グループ『四神』の一つ『青龍』の総長である私と 幹部たちが集結。定例の集会を行っていた。 最近…勢力を広げる族『黒龍』の話題で持ちきりだった。 『黒龍』の総長、トーヤはめっちゃめっちゃ強いと評判。 その上…かなりのイケメン…。知り合いのレディースメンバーたちがファンクラブ まで作っていた。 「……まだ…ウチのシマには入って来てないんだろ?適当に泳がせておけ」 私は幹部の筆頭河辺了(カワベリョウ)に指示。 「わかりました…総長」