「今日こそは、佑紀が帰ってくるまで起きててやる-!」 そしたら、思いっきり泣いてやるんだから。それまで、この涙は我慢我慢。 今日帰ってくるなんて保証はどこにも無いけど、どんなに遅くてもココはあたしと佑紀のお家だから、佑紀は絶対帰ってくる。 二人掛けのソファーに体育座りをして、テレビを点けた。