「何笑ってんのさぁ!」


顔を真っ赤にして膨れっ面の飴玉男



あたしはお腹を抱えて笑った





夕陽に染まる飴玉男の膨れっ面

その横顔は
すごく澄んだ瞳をしてて



風に煽られるサラサラの髪の毛


少しだけ




ほんの少ーし



ドキドキしてたのはきっと


昨日食べた恋の飴玉のせいかもしれない



そう思った