海斗に握られた右手―――
本当に海斗は優しい。
けどちょっと恥ずかしいかも・・・
海斗は何も話してくれない。私は海斗の少し後ろを歩いている。
「海斗〜雛那チャン〜」
遠くの方から聞こえる。
陸だ!
ふふふ。
手まで振っている。
「あぁー
雛那チャンが・・・
雛那チャンが海斗となんかと手を繋いでいる」
「何だよ、『海斗となんかと』って」
「まあ、まぁ気にしない気にしない」
いやいや陸『海斗なんかと』ってヒドイよ。
けど2人の会話は聞いていておもしろい。
本当に海斗は優しい。
けどちょっと恥ずかしいかも・・・
海斗は何も話してくれない。私は海斗の少し後ろを歩いている。
「海斗〜雛那チャン〜」
遠くの方から聞こえる。
陸だ!
ふふふ。
手まで振っている。
「あぁー
雛那チャンが・・・
雛那チャンが海斗となんかと手を繋いでいる」
「何だよ、『海斗となんかと』って」
「まあ、まぁ気にしない気にしない」
いやいや陸『海斗なんかと』ってヒドイよ。
けど2人の会話は聞いていておもしろい。



