ミルクティー

このパフェおいしい。
海斗って結構人の事見ているなぁ。
それに私の嫌いな食べ物とかも知っているしそれにいつも海斗の淹れてくれる

“ミルクティー”

は私の丁度よい温度や味になっている。
ん?
ミルクティー?

「海斗、今日はなんで【コーヒー】なの?」

「コーヒー?」

「そう、だっていつもは紅茶なのに…」

「あぁ、家に帰ればいつも飲めるしそれに自分で淹れて飲むのが1番おいしいし」

「私…
海斗の淹れてくれる紅茶、好きです」

「ふふふ。
ありがとう」

海斗の淹れてくれる紅茶、
好き。
なぜだか分からないけど今海斗に『海斗の淹れてくれた紅茶好き』って伝えたい。
伝わったかな?
私、本当に好きなんだよ。

「食べ終わったみたいだね。
そろそろ行こうか」

「はい」

私たちはファミレスを後にし【桃咲大学】へ向かう。
桃咲大学…
初めて行く。
ヤバい、緊張してきた。
だって大学生のお兄さんやお姉さんが沢山いる所に高校生の私が行っていいんだろうか?