2人でキッチンに立つ。
「雛那ちゃんはサラダ作っていてね」
私はさっきのスーパーで買ってきた野菜達をちぎっていく。
その間に海斗は手際よくハンバーグを作っている。
海斗は私に火を使わせたくないんだって。
火傷でもしたら大変だからだって…
それを聞いた時…
私、笑っちゃった。
なんだか海斗らしいなって…
「海斗は毎日、料理作ったりするの?」
「まぁ1人暮らしをしているから自分でしなくちゃ困るからね」
「コンビニのお弁当とかで済ませている時もあるの?」
「俺、あまりコンビニ弁当って好きじゃないんだよね…」
へぇー…
知らなかった。
また1つ海斗の事知れた。
「いつだっけ?
『俺と料理を作る』って約束したの…」
「海斗の誕生日だよ!!」
「そうだ。
約束…叶ってよかったね」
「うん!
後は誕生日だね。
来年の海斗の誕生日はケーキ作るからね!」
「雛那ちゃんの誕生日は何しよっか?」
あれ…
話、反らされた?
それに海斗の顔が辛そう。
たしかあの時も…
もしかして海斗は…
「海斗は誕生日、嫌いなの?」
自分がせっかく生まれた日なのにキライな人はあまりいないはずだけど…
「雛那ちゃんはサラダ作っていてね」
私はさっきのスーパーで買ってきた野菜達をちぎっていく。
その間に海斗は手際よくハンバーグを作っている。
海斗は私に火を使わせたくないんだって。
火傷でもしたら大変だからだって…
それを聞いた時…
私、笑っちゃった。
なんだか海斗らしいなって…
「海斗は毎日、料理作ったりするの?」
「まぁ1人暮らしをしているから自分でしなくちゃ困るからね」
「コンビニのお弁当とかで済ませている時もあるの?」
「俺、あまりコンビニ弁当って好きじゃないんだよね…」
へぇー…
知らなかった。
また1つ海斗の事知れた。
「いつだっけ?
『俺と料理を作る』って約束したの…」
「海斗の誕生日だよ!!」
「そうだ。
約束…叶ってよかったね」
「うん!
後は誕生日だね。
来年の海斗の誕生日はケーキ作るからね!」
「雛那ちゃんの誕生日は何しよっか?」
あれ…
話、反らされた?
それに海斗の顔が辛そう。
たしかあの時も…
もしかして海斗は…
「海斗は誕生日、嫌いなの?」
自分がせっかく生まれた日なのにキライな人はあまりいないはずだけど…



